fem tone ジャーナル

Doctor’sコラムvol.9 デリケートゾーンのお悩みには「そけい部からのケア」が重要

産婦人科専門医 成川希
Doctor’sコラムvol.9 デリケートゾーンのお悩みには「そけい部からのケア」が重要

『デリケートゾーンケア』が注目されるようになり、2022年には第1回フェムテックトーキョーが開催され、日本でもフェムケアについて話しやすい環境が整ってきていると思います。


更年期世代になると「自転車に乗るだけでも違和感がある」「仕事中にムズムズして集中できない」「尿もれが頻繁に起こる」「ナプキンにかぶれやすい」など、日々の暮らしの中での不調はわかってもらいにくく辛いものです。


デリケートゾーンのお悩みには、そけい部からデリケートゾーンのセルフケアが重要です。骨盤の血流、リンパの循環を良くするために温め、マッサージすること。お風呂上がりが最適な時間です。


外陰の皮膚や粘膜は薄くなっているため、専用ソープで優しく「洗い」、オイルベースのケアで「潤す」。フェムトーンの「ボタニカルオイル」はサラッと伸びが良く、そけい部から外陰に安心して使えます。「ホースオイル」はしっとり効果が高く乾燥による不調にはより良いでしょう。


ボタニカルオイル2-3pushとり、両手で馴染ませます。初めにそけい部から外陰にかけて全体に優しく手で伸ばします。その後、外陰の繊細な所は指で、そけい部など広い部分は手のひら全体でマッサージ。同時にお尻やお腹まわりも行うと更に循環が良くなりますね。


毎日のケアで膣萎縮の改善、骨盤の循環が良くなります。続けることで変化を感じられるでしょう。
*膣の中まで行わなくても十分ケアできます。

吉祥寺レディースクリニック成川医師

Profile

医師 成川 希なりかわ のぞみ

AyurvedaUniverse代表

産婦人科専門医、女性ヘルスケア専門医、日本抗加齢学会専門医、産業医。現代医学からのアプローチに加えホリスティックな観点からの診察を行う。都内の婦人科で臨床医として現場に立ち、2023年5月からアーユルヴェーダの観点からの診察、施術を行うAyurveda Universe(アーユルヴェーダユニバース)代表。

<保有資格>産婦人科専門医・母体保護法指定医・(日本女性医学学会)女性ヘルスケア専門医・日本抗加齢医学会専門医・(日本医師会認定)産業医

産婦人科専門医、女性ヘルスケア専門医、日本抗加齢学会専門医、産業医。現代医学からのアプローチに加えホリスティックな観点からの診察を行う。都内の婦人科で臨床医として現場に立ち、2023年5月からアーユルヴェーダの観点からの診察、施術を行うAyurveda Universe(アーユルヴェーダユニバース)代表。

<保有資格>産婦人科専門医・母体保護法指定医・(日本女性医学学会)女性ヘルスケア専門医・日本抗加齢医学会専門医・(日本医師会認定)産業医