fem tone ジャーナル

Doctor’sコラムvol.8 更年期女性がなりやすい病気、気を付けたい病気

産婦人科専門医 成川希
Doctor’sコラムvol.8 更年期女性がなりやすい病気、気を付けたい病気

40後半に入ると、心身ともに変化を感じやすくなり閉経を意識し出すお年頃になります。この時期に気を付けていただきたい事は「体調不良を全て更年期のせいにしないこと」。

たとえば、疲れやすい、ほてり、イライラ、動悸などの症状は甲状腺の病気(甲状腺機能異常)で起こる場合もあります。更年期障害で悩んでいる方の抑うつ傾向は約60%と言われており、精神面にも大きく影響します。

また、50歳台にかけて子宮体がんや乳がんの罹患率がピークをむかえますので、定期的な検診を受けることは重要です。皆さんはかかりつけの婦人科をお持ちでしょうか。

普段から通院しているクリニックがあれば、体調不良が起こった時にも説明しやすいです。また、体調不良時に自分と相性の良い先生を探すのは苦労しますよね。そのためにも普段の自分を知っているかかりつけの先生を持つことは大切だと思います。

吉祥寺レディースクリニック成川医師

Profile

医師 成川 希なりかわ のぞみ

AyurvedaUniverse代表

産婦人科専門医、女性ヘルスケア専門医、日本抗加齢学会専門医、産業医。現代医学からのアプローチに加えホリスティックな観点からの診察を行う。都内の婦人科で臨床医として現場に立ち、2023年5月からアーユルヴェーダの観点からの診察、施術を行うAyurveda Universe(アーユルヴェーダユニバース)代表。

<保有資格>産婦人科専門医・母体保護法指定医・(日本女性医学学会)女性ヘルスケア専門医・日本抗加齢医学会専門医・(日本医師会認定)産業医

産婦人科専門医、女性ヘルスケア専門医、日本抗加齢学会専門医、産業医。現代医学からのアプローチに加えホリスティックな観点からの診察を行う。都内の婦人科で臨床医として現場に立ち、2023年5月からアーユルヴェーダの観点からの診察、施術を行うAyurveda Universe(アーユルヴェーダユニバース)代表。

<保有資格>産婦人科専門医・母体保護法指定医・(日本女性医学学会)女性ヘルスケア専門医・日本抗加齢医学会専門医・(日本医師会認定)産業医