40後半に入ると、心身ともに変化を感じやすくなり閉経を意識し出すお年頃になります。この時期に気を付けていただきたい事は「体調不良を全て更年期のせいにしないこと」。
たとえば、疲れやすい、ほてり、イライラ、動悸などの症状は甲状腺の病気(甲状腺機能異常)で起こる場合もあります。更年期障害で悩んでいる方の抑うつ傾向は約60%と言われており、精神面にも大きく影響します。
また、50歳台にかけて子宮体がんや乳がんの罹患率がピークをむかえますので、定期的な検診を受けることは重要です。皆さんはかかりつけの婦人科をお持ちでしょうか。
普段から通院しているクリニックがあれば、体調不良が起こった時にも説明しやすいです。また、体調不良時に自分と相性の良い先生を探すのは苦労しますよね。そのためにも普段の自分を知っているかかりつけの先生を持つことは大切だと思います。